墨田区のはんこ・彫刻ゴム印職人

【増澤かんな(慶文堂)】

◆公益社団法人 全日本印章業協会 会員番号:13-C-026
◆特別国際種事業者 登録番号:01292
◆東京印章協同組合 加盟
◆労働大臣検定 印章彫刻一級技能士
平成23年度「東京マイスター」受賞

墨田区のはんこ・彫刻ゴム印職人

創業九十余年、墨田の皆様にご愛顧いただき印章彫刻販売をしております。

日本人なら一つは持っている『はんこ』は、自分の分身として紙に押された途端に責任や権利を持つ重要な日用品です。

手彫り印章だからこその唯一無二性と、手書き文字の味わいやぬくもり感じていただきたく、お客様おひとりおひとりに永く大切にお使いいただけますよう、一つ一つ丁寧に彫らせていただいております。

また今ではめずらしくなってしまいました手彫りゴム印も得意としており、各地の神社・寺院の御朱印や皇居東御苑・京都御所・正倉院等の記念スタンプにもお使いいただいております。

すみだ区報「特集 つながる すみだ人」で紹介されました。

増澤かんな(慶文堂)ご案内

■〒131-0031 東京都墨田区墨田1-14-23 慶文堂
■TEL:03-3611-8797 ■FAX:03-3611-8797
メールでのお問合せはこちらへ
■営業時間:月~土 9:00~19:00
■定休日:日曜・祝日
■駐車場はございません
■納品方法:店頭お渡し
■お支払方法:現金
■取扱商品:印章・彫刻ゴム印・その他付属品

使っていない象牙はんこの彫り直し、喜んで承ります

タンスや机の引き出しに眠ったままの「象牙はんこ」はありませんか?

象牙は堅牢で欠損・摩耗が少ないだけでなく、
あらゆるハンコ素材の中で群を抜いて「朱肉吸着性」が素晴しく、
他の素材に比べて鮮明な印影を得ることができます。

そんな象牙はんこ、使わないのはもったいない

象牙はんこの再彫刻につきましては当店にお気軽にご相談ください。
その際、現物をお持ちいただければ再彫刻が可能か否かを確認いたします。

当店は象牙の国内販売・加工が許可されている特別国際種事業者です。

「日用品の職人でありたい」

「まちのはんこ屋さんです」と、にこやかに話される増澤さん、三代続く印章店で、祖父や父の仕事を見ながら育ったという。
学生時代から技術講習会へも通い、「自然にこの世界に入った」とも。

印章彫刻には大きく分けて、木口とゴム印がある。
木口は、柘は牛角に彫るもので、ゴム印は天然ゴムなどの板に彫るもの。
各種機械彫りが大勢の昨今、増澤さんは、機械では表せない人間のぬくもりを求め、手彫りにこだわる。

お客様のその人らしさ、雰囲気が出せて、「頼んでよかった」といわれることを何よりの励みとする。
そのため注文は出来るだけ対面で受け、お客様のとの会話の中で、字形、構成のイメージを探り、使う目的を考え、手彫りの深さ加減などに生かす。

得意とするのは、ゴム印の手彫り。
以前は手形印などに多くの需要があった手彫りも、今や扱う人は極めて少ない。
ゴム印は軟らかいので、硬い材質より刃物の切れ味を求められ、彫り直しもできないが、その分完成時の喜びは大きいという。
精緻な文字と洗練されたデザインで、押し味のよいスタンプ印は、皇居東御苑や正倉院など著名な施設でも使われている。

さらにゴム印密刻にも卓越している。
例えば、36㎜角の中に字形の異なった「福」の字を100字刻む細密なもの。
漢字文化の研究に通じた、芸術的な仕事だ。

でも、「芸術的な仕事は職人としての勉強のためで、あくまで日用品の職人でありたい」という増澤さん。
日々の刃物の手入れに、道具や作業台を使いやすくする工夫なども積み重ね、ストレスの少ない仕事環境を整えて、お客様の注文に応えていく。

「広報 東京都」平成28年(2016年)7月1日 第851号「東京マイスター」より転載。

東京都知事指定 伝統工芸品「東京手彫り印章」取扱店

江戸の印判師から400年に渡って受け継がれてきた技法による「東京手彫り印章」。

全工程を通じて熟練職人の伝統的な手作業で生み出される「東京手彫り印章」は、東京都知事により伝統工芸品に指定されています。

東京都御蔵島座の柘(つげ)を収めるのは、無垢材の木目を活かしたぬくもりのある木製印章ケース。
加えて美しい印影を残す高級練り朱肉をセットにした「東京手彫り印章」こだわりのオリジナルパッケージ。

【セット内容】
■印材:柘(東京都御蔵島産)サイズ:13.5ミリ丸・16.5ミリ丸(65ミリ丈)
■印章ケース:ウォールナット・チェリー
■朱肉:高級練り朱肉(濃赤)

東京手彫り印章の詳細はこちらをご覧下さい。
また「東京手彫り印章」の詳細につきましては、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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